【避けたいトラブル】自分の作品が、盗作と言われた時に必要な事【デザイン初心者へ】
こんにちは、ゆうです。
せっかく作ったデザイン、「パクリだ!」と言われたら悲しいですよね。
(もう泣いちゃう)
世の中には数多くのデザインがあり、それぞれ工夫を凝らして作られた作品です。
でも、アイディアの完全独自性を貫くことは難しく、「これいいじゃん!」と思いついたアイディアもすでにデザインに取り入れられているものの事がほとんどです。
それでは、「パクリだ!」と言われてしまうものと言われないものの違いはなんでしょうか?そして、言われてしまった時の対処はどうしたらいいのでしょうか?
安心してデザインを続けていくために、自分の身を守っていくために覚えておく必要があります。
もちろん、人気に便乗するため意図的に類似デザインを作っていた場合はアウトです。その場合は素直に謝罪、デザインの撤回をしましょう。
「パクリだ」と言われるものってどんなものでしょうか?
デザインの「色の組み合わせ」「構図」が似ていて、かつそのデザインの一番の売り(これがあることで、そのデザインの価値が上がる)が原型もしくは改変した形状で入っているものは、パクリと言われます。
色の組み合わせや構図は何種類もあるわけではないので、意図せずして組み合わせがかぶってしまう場合があるかもしれません。
ですが、このデザイン=(イコール)と関連付けれる、デザインの価値を上げているものが一致してしまうことは稀です。
例えば、コンビニのロゴを見てみると、この色の組み合わせはこのコンビニだよね、とわかりますが、その色の組み合わせを使うとパクリだ!とはなりません。
ですが、その色にコンビニに関連した物や数字、文字を入れた場合はどうでしょうか?
これがパクリと言われてしまうパターンです。
オマージュ(作品に尊敬の意を込めて似た作品を創作)やパロディ(他の作品を茶化す、笑いのネタになるようにする)も近い定義になってしまいます。
ですが、この2つとの決定的な違いは「元となった作品を隠して利益を得ようとするかどうか」です。
オマージュ、パロディの場合は元となった作品を知った上で、「そういう作品だ」と思い楽しむことを狙ったものです。
ですが、パクリの場合は元となった作品がバレないように利益を得ようと狙うものです。
ただ、オマージュやパロディでも著作権侵害となる可能性があるので注意が必要です。
(賠償請求される可能性も十分にあります)
「パクリだ」と言われたらどうするべきか
まず、そう主張している人の意見を聞いてみましょう。デザインのどの部分が似ているのか、いつのタイミングで発表されたデザインなのか。
※先に発表したデザインの場合は、商品形態模倣が不正競争防止法により保護されるからです。
そして、言いがかりの場合は無視しましょう。その場合は何を言っても対処困難なので。
明らかに似ていて、自分のデザインが後発の場合は素直に謝罪し、デザインの撤回をおすすめします。
ただし、デザインをパクった側が意図的に「パクリだ」と言っている場合もあるので、謝罪及び撤回は慎重にしましょう。
本当は、そんなやり取りもなく楽しくデザインができるのが一番ですね。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
それでは、また!